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証言 雪崩遭難

証言 雪崩遭難(2023、山と溪谷社)

「証言 雪崩遭難」

多数の遭難当事者から多角的に取材、彼らの証言から得られた雪崩事故の実像とは――。

2007年から2021年まで、全国で起きた雪崩事故を検証、最新の事例ごとに時系列で展開したノンフィクション読みもの。
事故の当事者たちから直接取材し、詳しく話を聞いた、いわば「遭難者の証言」である。

3件の事故に関しては、降雪結晶による雪崩事故、湿雪パウダーによる雪崩事故、しもざらめ雪による雪崩事故の分析を挿入し、雪氷学の専門家が科学的見地から解説している。

内容

はじめに なくならない雪崩事故
  1. 「十勝連峰・上ホロ下降ルンゼの雪崩事故」〈2007年11月13日〉コンパニオン・レスキューの成功例。
  2. 「十勝連峰・上ホロ化物岩の雪崩事故」〈2007年11月23日〉雪崩トランシーバーの携行の有無が生死を分けた事例。
  3. 「大山・別山沢の雪崩事故」〈2016年3月6日〉油断から雪崩を誘発、自力脱出した事例。
  4. 「北アルプス・立山浄土山の雪崩事故」〈2016年11月29日〉大学WV部の学生が雪崩を誘発、遭難した事例。
  5. 「尾瀬・燧ヶ岳の雪崩事故」〈2019年3月9日〉「ココヘリ」を持った単独スキーヤーが雪崩に埋没、死亡した事例。
  6. 「北アルプス・白馬乗鞍岳裏天狗の雪崩事故」〈2020年2月28日〉スノーボーダが雪崩埋没、3時間1分後に無地救出された事例。
  7. 「大雪山・上川岳の雪崩事故」(2021年2月28日)コンパニオン・レスキューの成功例。低体温症への保温と加温。
    おわりに 積丹岳雪崩事故と雪氷災害調査チーム

「証言 雪崩遭難」

https://www.yamakei.co.jp/products/2822140310.html