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2010年3月6日(土)〜7日(日)
初心者のための雪崩事故防止講習会2010

主催:NPO法人ひがし大雪自然ガイドセンター
共催:上士幌町観光協会、北海道雪崩事故防止研究会


冬に野外で安全に遊ぶために欠かすことのできない知識。それが雪崩についての知識です。
リーダーとしてメンバーを率いて山に入る人も、人に連れて行ってもらう人も、単独で山に入る人も冬の野外活動での危険の度合いに変わりありません。
2日間の講習会では室内の講義だけでなく実際に雪を五感で感じつつ、雪崩の危険から身を守る術を実践的に学ぶことができます。十勝での講習会は今シーズン1回のみとなります。初めての方、スキーパトロールの方など大歓迎です。(主催者案内文より)
開催場所は、糠平温泉文化ホール(講義)、三国峠付近(実技)
雪崩事故防止研究会は、講師として協力しました。
受講生は14名、雪崩事故防止研究会のスタッフは2名でした。
セミナーの様子をフォトレポートで紹介します。

セミナーのスケジュールは以下のとおりでした。

【3月6日(土)】
08:30〜09:00  受付・装備貸出・アナウンス
09:00〜10:40  講義 雪崩対策の基本
10:45〜11:45  講義 雪崩発生のメカニズム
11:45〜12:30  休憩・昼食
12:30〜13:15  講義 雪山の医療
13:20〜14:00  講義 ヒューマンエラー
14:00〜14:20  講義 ビーコンの使い方
14:30〜16:30  実技 ビーコン捜索練習とゾンデーレン
17:00〜18:00  講義 セルフレスキュートレーニングの説明とグループミーティング

【3月7日(日)】
08:30       会館集合、三国峠へ出発
09:30〜11:00  実技 積雪断面観察と弱層テスト
11:00〜12:00  実技 埋没体験とV字シャベリング、ゾンデ人体感触
12:30〜13:00  休憩・昼食
13:00〜15:30  セルフレスキュートレーニング
15:30〜16:00  全体講評・質疑応答・講習終了・三国峠現地解散



講義風景

密度の高い座学が続きます



実技 積雪断面観察


実技 弱層テスト

セルフレスキュートレーニング
半身埋没者の様子


生身の人間、ダミー人形、ビーコンバックなどを駆使した多彩なシナリオが組まれました


掘り出すだけではなく、CPRや掘り出し後の安全確保を行います


二日間の講義の総仕上げのトレーニングです

全体講評の様子

 



 


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