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2009年1月31日(土)〜2月1日(日)
第18回雪崩事故防止セミナー


手稲パラダイスヒュッテにて、第18回雪崩事故防止セミナーが開催されました。セミナーの様子のフォトレポートをお届けします。
受講生は27名、スタッフ15名。
以下のようなスケジュールで、講義・実技を行いました。

【1月31日(土)】
 8:30       参加者集合 受付・装備貸出
 9:00〜9:15  オリエンテーション
 9:15〜10:15 講義 1.セルフレスキュー
10:20〜10:50 講義 3.シャベリングと1点ゾンデ
10:5
0〜11:20 講義 4.雪崩関連装備とビーコンの使い方
11:30〜12:30 休憩
12:30〜13:00 実技 1.ゾンデ捜索練習 1点ゾンデと2点ゾンデ
13:00〜15:30 実技 2.ビーコン捜索練習 《各班に分かれて練習》
16:00〜16:45 講義 5.雪崩の発生メカニズム
16:45〜17:30 講義 6.上ホロカメットク山雪崩調査報告
17:30〜18:00 講義 7.低体温症
18:00〜19:00 セルフレスキュートレーニング説明
18:30〜22:00 夕食・懇親の時間
23:00        消灯

【2月1日(日)】
 7:50        パラダイスヒュッテ前集合
 8:00〜8:30   シャベリング
 8:30〜9:30  実技  3.積雪断面観察
 9:30〜10:30 実技  4.弱槽テスト ルッチブロックテストデモ
10:30〜11:30 実技  5.雪中埋没体験+ゾンデによる人体感触体験
11:30〜12:30 休憩・昼食
12:30〜15:00 セルフレスキュートレーニング
15:00〜16:00 講習終了・全体講評【アンケート記入】
16:00       《セミナー終了》



講義の様子
どの講義も質疑が多く寄せられ、大変活気がありました

最初の実技はゾンデ捜索練習



組織的ゾンデーレンの手法を学びました

ビーコン捜索訓練
ビーコンの電波特性を説明している様子

最初は講師と共にビーコン捜索の基本を身につけました

様々な条件下で何度もビーコン捜索訓練を行いました

二日目
シャベリングの練習を兼ねて、全員でピット掘りを行いました

積雪断面観察の開始

積雪を科学的な視点で観察する事を学びました

弱層テスト
ルッチブロックテストの様子
この後各班でハンドテスト・コンプレッションテストを学びました

セルフレスキュートレーニング
2班づつ3グループに分かれて行いました

緊急パトロール、ビーコン捜索、ゾンデーレンなど、二日間に学んだ事全てを活かしてレスキューを行いました

時折ひどい吹雪に見舞われましたが、トレーニングは熱心に続けられました

埋設されたダミー人形発見して、掘り出した様子

手稲パラダイスヒュッテ前で記念撮影を行いました

最後に全体解説・講評が行われ、全員に受講証が渡されました。
参加してくれた皆様、お疲れ様でした。
雪崩に遭わず、遭っても生きて帰って来られるよう、講師一同願っています。



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