人が集まるなんて、素晴らしい 第33回雪崩事故防止セミナーの初日が始まった。主任講師は阿部夕香さん。スタッフ13名を束ねて打ち合わせ。9時前に私の開会挨拶。2007年11月におきた化け物岩雪崩事故捜索の映像を見せた。雪崩 […]
第34回雪崩事故防止セミナー
盛況のうちに終了しました.
初心者を対象として、雪崩の危険から身を守るために実践的な講習を行い、基礎知識を習得します。雪山から生きて還るための捜索救助法として雪崩トランシーバー、プローブ、シャベルの使用方法を学び、埋没体験を行います。積雪断面観察、弱層テストの実習から雪崩を回避する知識を学びます。
第34回 雪崩事故防止セミナー
【日程】
2025年2月12日(水)8:30〜2月13日(木)16:00 (1泊2日)
※セミナー初日(2月12日)は手稲パラダイスヒュッテに宿泊することが望ましいです
※開催前夜の2月11日(火)からの連泊も可能です(申込時に申告をしてください)
【会 場】 北海道大学 手稲パラダイスヒュッテおよび周辺
※手稲パラダイスヒュッテに前日から宿泊可能
※通いでの受講可能
※駐車場あり(15台ほど駐車可能) ※パラダイスヒュッテ市道入口ゲート前
【募 集】定員24名
【受講料】一般 ¥22,000、学生 ¥17,000
《受講料・レンタル装備使用料の振り込み口座》
北海道銀行旭ヶ丘支店(普通)0849416
名義:雪崩事故防止研究会(ナダレジコボウシケンキュウカイ)
《請求書払い希望者》 申込時に申告をしてください
【講師・スタッフ】 雪崩事故防止研究会会員(ASSH)
(公社)日本雪氷学会北海道支部雪氷災害調査チーム
[コーディネーター]阿部幹雄(雪崩事故防止研究会、雪氷災害調査チーム)
[講義と実技]主任講師:阿部夕香(ガイド)講師:下山宏(北大低温科学研究所)・大西人史(道総研)、双樹智道(秀岳荘、ガイド)・中村雅樹(消防士)・榊原大貴(ガイド)
【参考図書】 ※参考図書は会場で販売します
1)「増補改訂版雪崩教本」(山と溪谷社2022、本体価格 ¥1,300)
2)「証言 雪崩遭難」(山と溪谷社2023、本体価格 ¥1,700)
【プログラム】
【2月12日(水)】
8時30分:北大手稲パラダイスヒュッテ集合
8時30分〜8時55分:オリエンテーション
9時〜11時:講義(阿部夕香「雪崩サーチ&レスキューAvaSAR」)
<屋外へ移動>
11時30分〜16時30分:実技 (手稲パラダイスヒュッテ周辺)
・雪崩トランシーバーの捜索練習
(ダブルグループチェック、電波特性、エアポートアプローチ、深い埋没)
・プロービング(スパイラルプロービング、スラロームプロービングほか)
・シャベリング
・埋没者救出後の処置
要救助者の観察、声がけ、移動(ログリフト、ログロール)
シェルター製作、低体温症への処置(保温・加温)
・シナリオトレーニング
<パラダイスヒュッテへ移動>
16時30分〜17時00分:講義②「弱成形性のメカニズム」下山宏
17時30分〜18時30分:講義③「低体温症に関する雪崩事故事例 「証言 雪崩遭難」から」
18時15分〜18時45分:講義④「低体温症への対応〜保温・加温」中村雅樹ほか消防士
<通いの参加者は帰宅可能>
19時〜20時:夕食
20時〜:自由時間
23時:消灯
【2月13日(木)】
7時:朝食
<小屋前で記念写真撮影>
<実技会場へ移動>
8時15分〜9時15分:実技①「積雪断面観測」
9時30分〜10時30分:実技②《班別の講習》コンプレッションテスト・雪質観察
10時30分〜11時00分:休憩
11時00分〜14時30分:シナリオトレーニング
<パラダイスヒュッテへ移動>
15時〜15時30分:振り返り・アンケート回答
15時30分:終了
【講習会のために必要な食料】
1) 12日の夕食と13日の朝食は弁当を配布
2)二日間の行動食・嗜好品、飲み物(アルコールを含む)
【講習のために必要な装備:必ず持参すべき装備】
◆シナリオトレーニングで雪崩埋没者への保温・加温処置を実施します
1)「増補改訂版 雪崩教本」(山と溪谷社)<会場で販売 ¥1,300>
2)雪崩トランシーバー:3本アンテナのデジタル雪崩トランシーバー、マーキング機能付き
3)シャベル:金属製ブレード、シャフトが伸縮式
4)プローブ:長さ2.4㍍以上、<長さ3㍍以上を推奨>
5)羽毛服やフリース等の予備防寒着
6)保温ボトル1個:500㎖以上 <800〜1000㎖を推奨>
7)1個以上のソフトボトル:ナルゲンあるいはプラティパス
8)1個以上の使い捨てカイロ <桐灰マグマを推奨>
9)装備を入れるザック(40㍑程度以上を推奨)
10)雪中の歩行具:スキー、スノーシュー
11)「ゆきみちゃん」(ルーペ、スノーゲージのセット) ※会場で販売します
12)寝袋・マット
13)ヘッドライト、洗面具、タオルなど
【もし持っていれば持参してほしい装備】
1)断熱性があるマット <サーマレストなどのポリエチレン素材を推奨>
※ ツエルト、ガスコンロ、ライター、金属製鍋は主催者が用意します
【装備のレンタル】
※希望する方は申込を行い、料金を事前に振り込んでください
1)雪崩トランシーバー ¥1,000
2)プローブ ¥500
3)シャベル ¥500
【注意】
1)参加費とレンタル料は、当研究会の銀行口座に振り込んでください。
2)官公庁・団体派遣で請求書払いを希望された場合は請求先をご連絡ください。
3)キャセルする場合は ask@assh1991.net までメールでご連絡ください。
4)前日までにキャンセルの連絡をいただいた場合は、全額を払い戻します。
5)当日キャンセルの払い戻しはいたしません。