AvaSAR_Basic・Basic+(福島県 星野リゾート ネコマ マウンテン#4)
ただいま準備中
(募集開始までしばらくお待ちください)
他日でも開催します
AvaSAR_Basic・Basic+(福島県 星野リゾート ネコマ マウンテン#4)
この講習会は、MountainSafety.info( MSi:山岳安全情報機構 )が提供する「雪崩レスキューに おける最良の実践方法」を基本に、国際的に標準化された雪崩捜索&救助法(AvSAR)を習得するた めの講習会です。講師は MS.i のマニュエル・ゲンシュワイン氏の AvSAR 講習を受講し、講師と認定さ れた公益社団法人日本雪氷学会北海道支部雪氷災害調査チーム所属のガイドなどで構成されて います。仲間の命を、誰かの命を救うための講習会です。スキーヤー、スノーボーダー、登山者 など雪山愛好者、プロのスキーあるいは登山ガイド、公的救助機関の方々にお勧めいたします。
※basic+の受講には、basicの受講経験が必要です
【日 時】 2025年03月13日(木)
【定 員】18名 <最少催行人数:9名>
【受講料】一般 ¥16,000 学生¥13,000
(官公庁・団体派遣で請求書払いをご希望の方はこちらのフォームで別途ご連絡ください)
【集合場所】ネコママウンテンスキー場 リゾートセンター別館2階
【実 習】ネコママウンテンスキー場
【講 師】4 名 [アシスタント]4 名
【レンタル装備】雪崩トランシーバー ¥1,000 プローブ ¥500 シャベル ¥500
【各コースの概要】
【AvaSAR Basicコース】
雪崩トランシーバーを用いた捜索救助方法の基本を学ぶためのコースです。基本知識の講義を受け、雪崩トランシーバーの使用方法と捜索の基本、プロービングの基本、シャベリングの基本の実習を行ないます。総合的な実習として雪崩事故を想定したシナリオトレーニングを複数回実施します。
【AvaSAR basic+(plus)コース】
雪崩トランシーバーを用いた捜索救助方法をさらに習熟するためのコースです。雪崩トランシーバーの電波特性、1.5 ㍍以上の深い埋没、近接した範囲に複数埋没などの実習を実施。それらを反映した実戦的なシナリオトレーニングを行います。埋没者の発見後の観察、声がけ、ログロール、ログリフトなどの移動方法、 低体温症を意識した対応(保温、加温処置など)を行います。エアレスキューを想定し、搬送までの要救助者の保護方法を行います。そのうえで実戦的なシナリオトレーニングを複数回実施します。雪崩事故発生時の情報収集、状況判断、 通報、 捜索、発見、 気道確保、保温、加温、 警察・消防の航空隊に引き継ぐまでをプラス(+)した講習です。
【持ち物】
[必須の装備]
・「増補改訂版雪崩教本」(山と溪谷社、2022) 本体¥1,300(税込み¥1,430)
※当日会場で販売します
・雪崩トランシーバー(デジタル 3 本アンテナ、マーク機能付き)
・シャベル(金属製、シャフトが伸縮性型) ・プローブ ・筆記用具
・経度、緯度を把握できる機器(スマートフォン、GPS など)
・ヘッドライト ・屋外で長時間行動できる服装(防寒着、防寒帽子、手袋など)
・予備の防寒着、帽子、手袋 ・ザック(30 ㍑以上)
・行動食(昼食の時間を設けません) ・飲み物
[持っているなら]
・ツエルト ・マット ・ソフトボトル(ナルゲン、プラティパス、500ml 以上)
・保温水筒 ・使い捨てカイロ 2 個以上(桐灰マグマを推奨)
[食事]
・昼食時間は特にもうけません。講義実技の合間にとることになりますので、行動食を各自でご用意ください。
【講習プログラム】
8:30:集合・受付・レンタル装備貸し出し
8:50:開講(主催者挨拶、講師紹介)
【AvaSAR basic+(plus)コース】
9:00〜11:00:講義
雪崩発生区域の名称、埋没可能性区域の推測、雪崩発生時の対処法、雪崩の危険要素、埋没時間と生存率、雪崩トランシーバーの仕組み、雪崩トランシーバーの電波特性、電磁波干渉、自動復帰モード、グループチェック、雪崩トランシーバーの捜索(エアポートアプローチ:シグナルサーチ、コースサーチ、ファインサーチ)、プローブ捜索の基礎 (ピンポインティング、スパイラルプロービングなど)、シャベリング基礎、メンタルマップ基礎
11:30〜16:30 実技
雪崩トランシーバーの装着、自動復帰モード、グループチェック、エアポートアプローチと捜索の基礎、スノーコンベアシャベリング、メンタルマップ、マーキングを用いた複数埋没の捜索、プロービング基礎、シナリオトレーニング
【AvaSAR basic+(plus)コース】
9:00〜16:30:実技
埋没可能性区域の推測 (遭難点、 消失点、 デブリ範囲、 残留物の位置、 地形や植生の影響)、消防・警察への通報、雪崩トランシーバーの電波特性、1.5 ㍍以上の深い埋没、深くて狭い範囲に近接した埋没、スノーコンベアシャベリング、救出後の救急救命処置、複数回の実戦的なシナリオトレーニング、捜索におけるリーダーの体験
16:30〜17:00:振り返り、講評・総括、閉会挨拶、閉講