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第1回大山講演会「雪崩から身を守るために」《事前登録制》

参加登録受付中

第1回大山講演会「雪崩から身を守るために」

【日 時】 2024年11月09日(土)  10:00〜17:00

【会 場】 大山町総合体育館
鳥取県大山町

【定 員】 200名

【事前登録状況】33名が登録済みです

【後 援】(公社)日本山岳会、(公社)日本山岳ガイド協会、株式会社山と溪谷社、大山町

【申 込】

    第1回大山講演会「雪崩から身を守るために」参加事前登録

    参加者1名につき1件づつ申請をおねがいします。

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    以下、参考までにお聞かせいただけますと幸いです

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    【プログラム】

    司会:長谷川賢也 (大山山岳医療部会代表、国際山岳医)

    10:00~10:05  開会挨拶 阿部幹雄 (雪崩事故防止研究会、雪氷災害調査チーム)

    10:05~11:05 「雪と雪崩の科学」(参考図書)
    尾関俊浩(崩事故防止研究会、雪氷災害調査チーム、北海道教育大学

    11:05~12:05 「雪崩の捜索と救助 Avalanche Search & Rescue(AvaSAR)」(参考図書)
    阿部夕香(雪氷災害調査チーム、北海道山岳ガイド協会理事、Hokkaido 山くらぶ)

     

    12:05〜13:00 《昼休み》

     

    13:00~14:15 「雪崩事故事例報告」(参考図書)
    阿部幹雄(雪崩事故防止研究会、雪氷災害調査チーム

    • 事例-1: 「登山者2名が死亡した大山雪崩事故」 (2024 年 3 月 2 日)
    • 事例-2: 「白馬乗鞍岳裏天狗雪崩事故〜埋没 3 時間 1 分生存救出」(2020 年 2 月 28 日)
    • 事例-3: 「大雪山上川岳雪崩事故〜北大生 2 名全身埋没生存救出」(2021 年 2 月 28 日)

    14:15~14:45 「山岳ガイドの行動学〜大山で雪崩に遭わないために〜」(参考図書)
    笹倉孝昭(日本山岳ガイド協会理事、国立登山研修所講師)

     

    14:45〜15:00 《休 憩》

     

    15:100~15:50 「雪崩事故事例報告・スキーガイドの視点から〜利尻山(1 名死亡)・羊蹄山(2 名死亡)ほか」
    佐々木大輔(雪氷災害調査チーム、日本山岳ガイド協会理事、北海道山岳ガイド協会理事長、国際山岳ガイド)

    15:50~16:50 「雪崩事故の医学〜低体温症と凍傷」(参考図書)
    船木上総(かずさ)(雪崩事故防止研究会、雪氷災害調査チーム、苫小牧東病院

    16:50~17:00 閉会挨拶 
    1) 阿部幹雄(雪崩事故防止研究会、雪氷災害調査チーム)
    2)神庭進(鳥取県山岳スポーツクライミング協会遭難対策委員長)

    • ※雪氷災害調査チーム:公益社団法人日本雪氷学会 北海道支部 雪氷災害調査チーム
    • ※都合により講演時間、講演者等変更になる場合がございます。

    【参考図書】  講演は参考図書に準じた内容となります。事前に一読することを推奨いたします。

    増補改訂版_雪崩教本(2022、山と渓谷社)

    那須雪崩事故の真相 銀嶺の破断(2019、山と溪谷社)

    証言 雪崩遭難(2023、山と溪谷社)

    証言 雪崩遭難(2023、山と溪谷社)

    「凍る体」(2002、山と溪谷社)

    「凍る体」(2002、山と溪谷社)

    講師紹介

    佐々木大輔

    佐々木大輔

    講演会講師, 大山講演会, 札幌講演会

    1977年北海道生まれ。国際山岳ガイド、日本山岳ガイド協会理事、北海道山岳ガイド協会理事長、雪氷災害調査チーム。20歳代からエクストリームスキーヤーとして世界各地の大会を転戦。同時に北海道の仲間たちとデナリ(2000)、北千島(2001)、グリーンランド(2003)、パタゴニア(2007)などにシュプールを刻む。第51次南極観測隊セール・ロンダーネ山地地学調査隊フィールドアシスタント。国際山岳ガイドとしてヨーロッパアルプス、ロフォーテン諸島、グリーンランドなどでのガイディングを行う。2016年デナリのカシンリッジを登攀し南西壁を滑降。2023年パキスタン・カラコラムにてスキー遠征。出演番組:「厳冬の利尻・最果ての富士の大滑降」(2013)、「世界初 極北の大冒険デナリ大滑降」(2017)以上NHKほか多数。

    尾関俊浩

    尾関俊浩

    講演会講師, 大山講演会, 白馬講演会

    1968年北海道生まれ。北海道教育大学教授。博士(理学)。北大基礎スキー部OB。2010~2014 (公社)日本雪氷学会雪崩分科会会長、2017年~同理事、同北海道支部雪氷災害調査チーム研究部門リーダー。第52次南極地域観測隊(夏隊)。雪氷物理学を専門とし、雪崩や着氷雪などの雪氷災害科学の研究を行なう。また、雪や氷を使った理科教材の研究にも取り組んでいる。共著に「山岳雪崩大全」、「増補改訂版雪崩教本」、「証言 雪崩遭難」(以上山と溪谷社)、「積雪観測ガイドブック」(日本雪氷学会)

    笹倉孝昭

    笹倉孝昭

    AvaSAR講師, 大山講演会

    1966年神戸市生まれ、神戸市在住。幼少期より生まれ育った六甲で登山に親しむ。十代のころから六甲でボルダリング、クライミングに励み、登山技術やクライミングギアなどへの興味を強く持つ。1990年パキスタンのグレートトランゴタワー登攀など国内外の多くの経験を経て2002年より山岳ガイドとして活動を開始。国内各地の山々でバリエーションルートのガイディングを行っている。日本山岳ガイド協会の「山岳遭難救助技術マニュアル」の制作、警察、消防などの山岳救助組織などを対象とした救助技術の啓蒙活動を行っている。著書に「大人の山岳部 登山とクライミングの知識と実践」(東京新聞)、「アルパインクライミング教本」(山と溪谷社)など。

    船木上総

    船木上総

    講演会講師, 大山講演会, 東京講演会, 白馬講演会

    1956年東京生まれ、東京育ち。北海道大学医学部卒、博士(医学)、苫小牧東病院常務理事、副院長。専門は内科・循環器・リハビリテーション。同院では登山外来を設置、診療に当たっている。北大山スキー部に所属し、OBになった今に至るまで雪山を駆け巡っている。25才の時、モンブランでクレバスに27m転落。16時間氷河に閉じ込められ、体温28度の低体温症になったが、適切な救助と治療によって生還した。この体験から、雪崩において低体温症が起きる仕組みと現場での対策をテーマに啓発活動を続けている。雪崩事故におけるキーワードは気道確保、迅速かつ丁寧な救出、救出後の体温低下防止を信念としている。
    雪崩事故防止研究会、雪氷災害調査チーム、日本登山学会国内認定医。著書に「凍る体」、「山岳雪崩大全」(共著)いずれも山と溪谷社。

    阿部夕香

    阿部夕香

    AvaSAR主任講師, 講演会講師, 大山講演会

    1974年北海道生まれ。幼少のころからスキー、スケート、水泳、剣道、テニスなど多彩なスポーツに親しむ。社会人になってからトライアスロン、アドベンチャーレース、クロスカントリースキーなど道内で開催されるアマチュアの大会で活躍。27歳のときガイドに憧れ会社を辞め、登山、スキーに邁進し、ガイドとなった。第56次、64次南極観測夏隊フィールドアシスタント。北大環境科学院南極大学カリュキュラム講師。雪氷災害調査チーム、日本山岳ガイド協会(登山ガイドⅢ、スキーガイドⅡ)、北海道山岳ガイド協会理事、札幌山岳ガイドセンター。

    阿部幹雄

    阿部幹雄

    AvaSARコーディネーター, 講演会講師

    1953年愛媛県生まれ。雪崩事故防止研究会代表、雪氷災害調査チーム前代表、北大山とスキーの会、イトウの会、オビラメの会会員。中国高峰の遭難で生き残り、長く遺体の捜索収容活動を行ってきた。第49、50、51次南極地域観測隊セール・ロンダーネ山地地学調査隊フィールドアシスタント。南極野外食(フリーズドライ製法)を開発。南極野外食は宇宙食となり、多くの日本人宇宙飛行士に供給した。今年新たに5品目が「宇宙日本食」としてJAXAの認証を取得。


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