『冬の気象災害に備えよう!雪中での救助体験』
■2024年1月20日(土)
上川郡東川町旭岳温泉 旭岳ビジターセンターにて
東川町大雪山愛護少年団の中学生9名が参加
雪崩事故防止研究会は、東川町大雪山国立公園保護協会からの依頼で、大西、竹内の2名が講師となり生徒達へ指導しました。
指導内容は、まず中学生向けに雪崩の仕組みや回避・救助方法などを易しく解説した「雪崩を知ろう・助かろう」の座学を行い、その後プロービング・シャベリング、雪崩トランシーバーによる捜索を体験してもらいました。
生徒達は、初めて取り扱う装備に戸惑いながらも最後にはしっかりと使いこなし、チームワークを発揮して捜索をしていました。
最後の雪崩エアバッグの展開デモと質疑応答では大変多くの質問があり、雪崩災害を身近なものとして感じてもらえたと感じました。
受講後の活動反省では、「屋根雪崩など、雪崩は身近にも潜んでいて大変危険なことが分かった」、「『雪崩があった場合、周りの人で助け合わな ければいけない』と仰っていたので、そういう時に迅速に動いて対応したい」、「効率の良い掘り出し方があると知って驚いた」、「雪崩事故に遭った際には何をするべきか、その判断は自分にしかできないので、訓練として沢山の経験を積みたい」などの感想が寄せられました。