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雪崩から身を守るためにinひがしかわ

■2024年2月10日(土)9:30-12:00
上川郡東川町旭岳温泉 旭岳ビジターセンターにて
主催:東川町・東川町教育委員会・東川町大雪山国立公園保護協会・雪崩事故防止研究会

「雪崩から身を守るためにinひがしかわ」

○「生活の見直しから雪崩事故を予防する」

及川 欧(雪崩事故防止研究会・雪氷災害調査チーム・旭川医科大学)
雪崩事故の要因となるヒューマンエラーをなくすための睡眠・運動・食事などの改善、自分の現在の体調の把握やスキンケアの大切さ、低体温症の説明などがされました。また、自身がDMATとして参加した能登半島での救助活動が紹介されました。


○「雪崩の基本とリスクマネジメント」

大西 人史(雪崩事故防止研究会・雪氷災害調査チーム・北海道立総合研究機構)
基本的な雪崩の発生メカニズムの解説、リスクマネジメントとして天候や積雪からの雪崩の予想、地形や行動による回避、セルフレスキューと装備について解説されました。
続いて、バックカントリーへのアクセスが容易な旭岳エリアでの留意点や盤の沢での雪崩事例が紹介されました。

参加者は13名、冒頭で撮影やSNSヘの投稿に制限が無い旨をアナウンスしたところ、盛んに撮影したりメモをとる姿が見られました。
それぞれの講演後には非常に活発な質疑応答が行われ、熱気溢れる講演会となりました。

 

明日、2月11日(日)には、「証言雪崩遭難〜山から生きて還るヒント」阿部幹雄(雪崩事故防止研究会代表・雪氷災害調査チーム)、「北海道の山岳遭難事故事例」林中 健浩(北海道旭川方面旭川東警察署・東川駐在所長)の講演が行われます。

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